ブロッコリの鮮度保持にはフレーク氷
今回紹介するのは、ブロッコリ輸送に最適な『フレーク氷』と、
氷を貯めて自動で搬出する『貯氷設備・氷搬送設備』です。
ブロッコリは皆さんご存知の通り、ビタミンCや葉酸をはじめ色々な栄養素が豊富に含まれていて
疲労回復、風邪予防はもちろん、アンチエイジング効果も♪
そんな栄養素パワー満点のブロッコリを傷つけずに保冷するフレーク氷は最適な水分と温度をブロッコリに与えてくれます。
このフレーク氷は薄くてサラサラ、溶ける間は氷とその周辺は常に0℃になろうとする性質を持ちます。
ブロッコリは氷結点(凍り始める温度)がマイナス0.6℃!
フレーク氷でブロッコリが凍らないギリギリの温度帯を保たせると、みずみずしさが残った状態を長時間キープできます。つまり長距離輸送にもってこいの氷ですね❄ ❄
フレーク氷をマイナス25℃で瞬間製氷してくれるのがコチラの『フレーク製氷機』。
(製氷能力:1TON/DAY ~最大30TON/DAY をご用意しております)
そしてその製氷機から作られた氷を貯めて、自動で搬出してくれるコチラの『キャタピラ式貯氷庫』。
床のキャタピラが動いて床全体が移動するので氷全量を排出することができます。
この氷自動搬出貯氷庫(通称:AD)はアイスマン独自技術の賜物で、壊れにくく根氷や残氷が発生しない点で水産業界をはじめとする様々な業界から好評をいただいております!
①熊本県某所
フレーク製氷機 製氷能力:3TON/DAY, AD貯氷能力:約3TON
氷搬出コンベヤで氷、投入口まで運び、ローラーコンベヤで流れてきた箱にフレーク氷が入る仕組みです。氷投入スイッチを押すと氷が出続けるので、人手で箱をどんどん移動させ氷を投入していきます。
②長野県某所
フレーク製氷機 製氷能力:5TON/DAY、 AD貯氷能力:約5TON
屋外仕様(貯氷庫をマイナス温度に冷却中)
氷投入スイッチを押すと氷が出続けるので、人手で箱をどんどん移動させ、氷を目分量で投入していきます。
③長崎県 JA様
フレーク製氷機 製氷能力:8TON/DAY×2台、AD貯氷能力:12TON×2台
屋内仕様(製氷機外部に外装板付属)
『定量装置』:設定した定量の氷を搬出できる装置です。
手動で氷投入作業中の写真
氷自動投入揺動装置もこの施設では導入されています。(箱に氷を投入後、自動で揺らして氷をすみずみまで行き渡らせます)。人手不足の日でも、氷詰めの作業が捗りますね!
複数の設備導入例をご覧いただいた通り、お客様の使い方や要望に沿って
製氷設備を一品一葉でカスタマイズできることが弊社の強みです。
高品質と鮮度を維持するには欠かせない『氷』。
製氷機をはじめ、それに付随する氷自動搬送設備において長年の経験と技術力で的確なご提案をいたします。
ご相談やご質問等、お気軽にお問合せください 🙂