国外研修員の学びの場
今回のブログでは、先日の研修受入活動をご紹介いたします♪
「水産冷凍機器の保守管理」を学ぶために、独立行政法人国際協力機構(JICA)より、
水産冷凍機器の保守管理研修に6か国6名の研修員がアイスマンに来社しました。
♦参加国:ギニアビサウ、グレナダ、セントビンセント、ソロモン、ドミニカ国、モロッコ
♦来社研修期間:4月10日~4月12日
【講義の様子】
日本と諸外国では、機器を設置する場所の外気温や環境が大きく異なる場合があります。
相違点を押さえつつ氷や製氷機器の特徴をふまえた上で、アイスマン製氷機の強み・全国導入事例・アイスマンのメンテナンス内容及びそのポイント等を研修員たちへご紹介しました。
積極的に色んなことを質問いただき、彼らにとってとても有益な講義になったのではないでしょうか( ..)φ
【アイスマン工場内での実習の様子】
工場内では、実際に銅管溶接を体験して頂きました。
高温で管を加工し広げて溶接する一連の作業を通して、
製氷機が運転を始める前の沢山のポイントを学んでいただきました。
【機器導入先の見学の様子】
研修最終日は、実際にアイスマン製氷機を導入させていただいている現場の見学でした。
今回は、アイスマンから車で約10分の久留米中央卸売市場様へお邪魔しました。見学のご協力、誠にありがとうございました。
実際に動いている機器(ここではプレート製氷機)の製氷サイクルや、各機器の説明に真剣に耳を傾けていただき、現場で研修員からたくさんの質問が挙がりました。
製氷機本体も含め製氷設備が実際に運用されている場面を見ていただくことで、
研修員の自国で製氷設備を検討する際の材料となれば幸いです。
また、今回の研修の目的である「保守管理」について講義と工場内実習、現場の見学で
彼らの自国で活かせる考え方ややり方を見つけてもらえることを願っています。