サラサラとした薄い
フレークアイスで食品を急速冷凍
フレーク氷は表面積が大きいので、対象物を早く冷却できます。特に水に溶かして急冷する用途に最適です。氷はフレーク状なので、直接冷却物にかければ隙間に入り込み、周囲の熱を遮断します。これにより氷温保持効果が得られ、効果的です。マイナス25℃で瞬間製氷していますので、採れたての水産物や野菜をみずみずしく保冷し、サンマや鮎などの傷つきやすい魚種の保冷に優れています。
主な特徴
- 表面積が大きい
- 薄くて軽い
- 急速解氷
主な用途
- 農産物の出荷用
- デリケートな水産物
- 化学工場や製紙工場
- 人工造雪機
設定条件
- 1製氷量は供給される水温と、冷凍機の能力変動によって変化します。
- 2標準電源は3φ-200/220V です。異電圧仕様として380V, 400V, 440Vが選択可能です。
- 3フレーク製氷機は清水専用です。原水に塩分が含まれる場合は海水専用機をご検討ください。
- 4フレーク製氷機は屋内設置が標準仕様です。屋外仕様もオプションで製造可能です。
- 5蒸発器は直膨タイプです。冷媒蒸発温度はマイナス25℃時の能力を基準としています。
標準的な構成例(アイスダクト・貯氷庫・制御盤・冷凍機・架台はオプションです)
製品型式
製品型式 | ton/24h | 本体外径(mm) | 配管収納長(mm) | 高さ(mm) | 製品重量(kg) |
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WR/WB-01 | 1 | 550 | 300 | 711 | 130 |
WR/WB-02 | 2 | 660 | 400 | 903 | 190 |
WR/WB-03 | 3 | 660 | 400 | 1103 | 230 |
WR-05 | 5 | 970 | 500 | 1265 | 527 |
WR-07 | 7 | 970 | 500 | 1500 | 735 |
WR-10 | 10 | 1256 | 500 | 1670 | 1200 |
WR-15 | 15 | 1620 | 600 | 2035 | 2100 |
WR-20 | 20 | 1620 | 600 | 2200 | 2500 |
WR-25 | 25 | 1900 | 600 | 2428 | 3000 |
WR-30 | 30 | 1900 | 800 | 2676 | 3500 |
WR-35 | 35 | 2290 | 800 | 2800 | 4000 |
- 製氷能力は以下の条件です。 蒸発温度ET = -25℃ 原水温度 = 15℃ 外気温度 = 32℃
- 外形寸法は2019年6月時点のものです。予告なく変更になる場合がございます。
- 寸法はフレーク製氷機本体のみで、配管やヘッダーやドレンパンは含まれておりません。
- 冷凍機を含まない寸法です。
- 実際の仕様とは異なる場合があります。詳細は各機種(型式)の仕様書をご請求ください。
- 表示の製氷能力は、使用の諸条件により変動します。目安であり氷の生産量を保証するものではありません。 (諸条件の一例:地域の電源周波数・外気温度・原水温度・冷凍機の冷凍能力・製氷設備の設置環境・冷媒配管の距離の長さ等)
標準仕様(設計値) | |
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電 源 | 3φ 200V/220V 50/60Hz |
蒸 発 器 | 直接膨張式 |
蒸発温度 | −25℃ |
冷 媒 | R448/R449A/R463A-J |
使用原水 | 清水 |
原水温度 | 0〜30℃ ※ |
周囲温度 | 0〜35℃ ※ |
設置環境 | 屋内設置 |
オプション仕様 | |
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異電圧対応 | 380V,400V,440V |
設置環境 | 屋外設置 |
- 原水温度と周囲温度が高温になるほど製氷能力が減少します。