製氷販売事業 第3弾(大分県)竣工
2019年4月25日、大分県佐伯市に、大分県漁業協同組合様の協力のもとに製氷販売設備が竣工いたしました!
≪プロジェクト概要≫
♦アイスマン代理店の東京産業㈱&アイスマン㈱の両社の設備投資
♦3階建ての製氷棟・製氷設備を新規に建設し導入
♦24 時間 無人で氷の自動販売可能
♦氷販売管理を漁協様に協力依頼
♦機器類メンテナンス料、水道料、電気代は漁協様負担ゼロ(漁協様にとって低コスト実現)
♦遠隔監視システムでリアルタイムの異常確認が可能で、トラブルへの迅速な対応が可能
≪機械設置・設備概要≫
♠プレート製氷機(製氷量 10 トン/日)
♠キャタピラ式貯氷庫(貯氷量 約20 トン)
♠遠隔監視システム設置(IoTテスト導入)
♠船積用ホースx1
♠陸積アイスシュートx1
♠アイスマンオリジナルICカードで氷販売
☝ここで購入できる氷はこのようなプレート状の厚氷です 🙂
高さや設置場所等、十分な検討及び計画が必要です。
また、2階の貯氷庫は氷を貯めてそれが溶けないようにするために、庫内をマイナス温度で冷却中です。
写真では見えませんがキャタピラ式の動く床があり、機器トラブルの原因である『根氷』ができにくい状態で氷の搬出を可能にしています。
1階の制御室には「販売機盤」を設置しています。販売機盤で漁協関係者様専用の氷販売カードをかざせば氷を購入できます。
POSシステムで購入履歴が記録され、氷代金の後払いが可能となっています。
今回は、IoT機能搭載した遠隔管理システムとして、監視カメラ・センサーを導入しています。
万が一故障が起きた場合でも速やかに故障内容を把握し、場合によっては遠隔対応ができるようになっています。
この設備は「遠方操作スイッチ」と「船積み用ホース」です。
漁港でよく見かけますね。船に大量に氷を積む際に利用します。
氷の使い勝手次第では、船積みタワーをオプションにて設計するケースもあります。
ここの場合、ホースが車の通行の支障にならないように側溝に収納されて船の近くまでホースを伸ばしている、シンプルな設計になっています。
このプロジェクトは千葉県の九十九里、静岡県の熱海に続き、この大分県の佐伯製氷所で3ヵ所目の導入です。『氷は欲しいけど設備導入のコスト的に難しい』、『角氷施設は人件費がかかる』、
『製氷施設を建てるはいいけど維持費や修理費がかさむ』・・・などの
お悩みをもたれている漁協関係者様は多いと存じます。
その悩みをなんとか解決できないかと思案した結果、この投資プロジェクトを発動しカタチにしてまいりました。
(※このプロジェクトは厳正な事前審査・基準があります。詳細は別途お問合せください。)
今後も、このプロジェクトを広め日本の新鮮な魚を食卓に届ける際に重要な『氷』の販売機を製造してまいります!
このプロジェクトの質問集を別記事でUPしております。ぜひそちらもご覧ください。
https://iceman.co.jp/blog/423/
数百メートル先には『空の展望所』があります。
大分県最南端のこの場所では浦江町の湾内や島々が一望でき、
この日は晴れていたので四国の愛媛県が見えました。
素敵な場所が沢山ある佐伯の沿岸がより活性化して、
漁業の盛り上げ役である養殖魚の鮮度維持にアイスマン製の氷が沢山使われることを願っております(*^▽^*)