プレート製氷機
Plate Ice Machine
多用途のプレート氷は
透明で硬い厚板状の氷です。
プレート氷は水産業でのご使用に最適です。氷質は固く透明、ドライな質感で、フレーク氷等に比べて溶解時間が長くなり、保冷性に優れています。表面が乾いたマイナス温度の氷は、貯蔵する際に氷塊が再結合しにくく、長期間の貯蔵搬送に適しています。製氷機からの排出時に砕氷するため、不規則な形状となります。
*RP型プレート製氷機は受注生産品です。規格化した製氷パネルを複数枚使用して1台で日産1.5TON~日産20TONまでの氷を製造することができます。
*氷厚は製氷タイマーにて調整することができます。 厚さ10~30mm、平面サイズ(3~6)×(6~10)cm程度の不定形となります。
設計条件
1. 製氷量は供給される水温と、冷凍機の能力変動によって変化します。
2. 標準電源は3φ-200/220Vです。異電圧仕様として380V,400V,440Vが選択可能です。
3.蒸発器は直膨タイプです。R-410Aでの蒸発温度は-15℃時の能力を基準としています。
4. プレート製氷機は清水専用です。原水に塩分が含まれる場合は、製氷不能になる場合があります。事前にご相談下さい。
5. プレート製氷機は屋内設置が標準仕様です。屋外仕様もオプションで製造可能です。
基本的な屋内設置の構成例(アイスダクト・貯氷庫・鉄骨架台はオプションです)
製品型式
型式 |
製氷能力 (ton/24h) |
外形寸法(mm) |
製品重量 (kg) |
運転重量 (kg) |
W |
L |
H |
RP-1.5 |
1.5 |
2250 |
1250 |
2050 |
1080 |
1230 |
RP-2 |
2 |
2250 |
1250 |
2050 |
1200 |
1350 |
RP-3 |
3 |
2250 |
1250 |
2050 |
1260 |
1410 |
RP-3.5 |
3.5 |
2270 |
1620 |
2275 |
1620 |
1780 |
RP-5 |
5 |
2270 |
1770 |
2275 |
1920 |
2100 |
RP-7 |
7 |
2270 |
2120 |
2400 |
2400 |
2600 |
RP-10 |
10 |
2270 |
2620 |
2550 |
2900 |
3150 |
RP-15 |
15 |
5070 |
2370 |
2400 |
4800 |
5200 |
RP-20 |
20 |
5070 |
2620 |
2550 |
6000 |
6500 |
■製氷能力は以下の条件です。
蒸発温度ET = −15℃ 原水温度 = 15℃ 外気温度 = 32℃
■PHGタイプは仕様書をご請求ください。
*末尾追加記号 C=フロン冷媒 A=空冷 W=水冷 を指します。
*外形寸法は2019年6月時点のものです。予告なく変更になる場合がございます。
*冷凍機を含まない寸法です。
*実際の仕様とは異なる場合があります。詳細は各機種(型式)の仕様書をご請求ください。
*表示の製氷能力は、使用の諸条件により変動します。目安であり氷の生産量を保証するものではありません。
(諸条件の一例:地域の電源周波数・外気温度・原水温度・冷凍機の冷凍能力・製氷設備の設置環境・冷媒配管の距離の長さ等)
標準仕様(設計値) |
電 源 |
3φ 200V/220V-50/60Hz |
蒸 発 器 |
直接膨張式 |
蒸発温度 |
−15℃ |
冷 媒 |
R-410A |
使用原水 |
清水専用 |
原水温度 |
0〜30℃ ※1 |
周囲温度 |
0〜35℃ ※1 |
基本設置 |
屋内設置 |
※1 原水温度と周囲温度が高温になるほど製氷能力が減少します。
オプション仕様 |
異電圧対応 |
380V,400V,440V |
設置環境 |
屋外設置 |
氷厚さ変更 |
10〜30㎜ ※2 |
※2 氷厚さの標準は約12~15㎜です。標準以外の氷厚さを希望の場合は事前にご相談ください。
設置事例
○ プレートアイスの2次砕氷の様子(別途オプションです☟)
プレート製氷機は製氷量と用途に応じて2タイプの型式をご用意しております。
● RPタイプ:1.5〜20ton/day 水産用途に適した氷
● PHGタイプ:13〜35ton/day 大型製氷・氷蓄熱用途